「SIerのSE」は、JAWS-UGに出会うことにより「エンジニア」になれたか?
本日は、JAWS-UG Advent Calendar 2013 on Zusaarの10日のエントリです。
なお、技術的なことは書きません。
JAWS-UGって何だっけ?
JAWS-UGとは、皆さんご存知の通り Japan AWS User Group の略ですね。
世界最大?のAWSユーザグループで、全国(実はシンガポールにも)に50程度の支部が有ります。
AWSに触れる」
AWSとも出会いは約2年前、2012年の春。
上司:「今度のプロジェクトは、Amazonでやるから。あと、君がインフラ担当ね!」
俺 :「はあ。AWSやったことないですねえ。そもそもインフラ専任って初めてなんですけど、、、」
こんなのから始まり、結構不安でした。
まず、AWSのパートナー向けトレーニングを受ける。そうすると、何でも標準サービスを使えば何とかなりそうという印象が有りました。
その時の講師はアイレットの鈴木 宏康さんだったなあ。
JAWS-UGとの出会い
AWSについて調べ始めると Publickey に、「クラウドデザインパターン」(Cloud Design Pattern)の紹介記事が載っていました。CDPの各パターンを詳しく調べると、考え方*1にカルチャーショックを受けました。
外部の勉強会なんて参加したことが無かったのですが、CDPのイベント見つけてすぐ申し込みました。
実際にパターンを作ったNinja of Threeの方々の解説は勉強になりました。また、JAWS-UGの方の発表は面白かったです。得上さんのパターンとか。
このイベントでJAWS-UG知って、JAWS-UG東京に参加するようになり、AWS SUMMIT TOKYO 2012にも会社を休んで*2行きました。
この頃にはAWSに普通にハマっていました。
JAWS-UGの中の人へ
2012年の10月に地元の横浜支部が立ち上がるというtweetを見て、すぐに申し込みました。11月、12と連続開催だったので当然両方参加しました。東京支部は参加者がとても多いため、一体感が少ないところがあったのですが、横浜支部コワーキングスペースで30人だったので一体感を感じやすかったので、参加しやすかったです。
勉強会の最後に支部長の吉田さんが「横浜支部はコアメンバーを募集中です。」と募集していたので、勢いで手を挙げていました。
JAWS-UGの中の人として
横浜支部で何回か勉強会を運営してました。横浜支部のイニシアチブを吉田さんがとってくれていることも有り、色々な勉強会を開催しました。
例えばこんなの。
- JAWS-UG 横浜支部 第3回勉強会「AWSとセキュリティ Bastion 1」 on Zusaar
- JAWS-UG 横浜支部 第4回勉強会「第1回ワールドカフェ(AWS設計・移行ワークショップ)」 - connpass
- JAWS-UG 横浜支部 第5回勉強会「chef on AWS ベストプラクティス」 on Zusaar
そして、今年の6月に「秋に大阪で大きいイベントを開催するぞ!」とJAWS-UGの中で話が上がり、流れで運営者の一員になってました。
ただの運営者の一員で御手伝い的な乗りだったのですが、横浜支部でやった ワールドカフェ を大阪でもやることになり、セッションを実際にやる人になってました。それまで、ほとんど発表することがなかったので正直どうしようと思っていたのですが、横浜支部のみんなのお陰で無事成功をおさめられたのかなあ、と思います。
その時やった内容は、これ「JAWS FESTA Kansai 2013 で一番長いセッションをやってきた - maroon1stの技術日記?」に書いてます。
「SIerのSE」はエンジニアになれたか?
AWS、JAWS-UGに携わる前は、いわゆる「SIerのSE」をやってました。正直、自分のことをエンジニアを言っていいのか不安がありました。
自分で何かを作れるわけでもなく、「設計」と「テスト」をやっているだけでエンジニアではなかった気がします。エンジニアは技術を生かすのが仕事ですが、それをしていませんでした。
しかし、JAWS-UG等のコミュニティに参加することで、SIer以外の人とふれあい、考え方が変わった気がします。そして、技術や情報について受け身だったのが、少しずつですが自分で検証して外にアウトプットできるようになってきました。そして技術の仕事をちゃんとできるようになったと思います。
今は、「自分はエンジニアです」を自信を持って*3言えるようになりました。